リスニング対策①あなたが聞き取れていない音は?
TOEICを受験するものとって最強のテキストとは公式問題集である、との話をした。で、今日はその具体的な使い方です。
まず、リスニングから。
リスニングの中でもpart2はセンテンスも短いし、選択肢も3つしかない、というスコアアップには大注目すべきところだ。
ここで是非おすすめしたいリスニング力アップ練習方法がディクテーションである。
聞き取れていない単語、語句は何度聞いてもわからない。単語は前後でつながるとget you が「ゲッチュ」と聞こえるように、音が変化する。あなたがもしもget you はいつもゲットユー、という発音だと思い込んでいたら、何度音声変化した部分を聞いても正解にはたどり着けないのだ。
一度自分の中の音の思い込みを捨て、新たな音と文字を一致させる必要があるのだ。
この作業に非常に効果的なのがディクテーションだ。
やり方はこう。
1Part2の問題を1題聞く→答えを予想してマーク
2答えを見ずに、再度聞いて、1文ずつとめては書き、止めては書き、を繰り返す。
3スクリプトを見て、聞き取れなかったところ、書けなかったところにカラーペンで下線。
(ここは人によるが、意外とa ,theやIなどのシンプルな語も前後とつながって予想していなかった音になり、気づけない、ということも多い。)
4下線をひいた部分に注目しながらスクリプト見ながら再度音声を聞く。(この時には文字通りにしか聞こえなくなっている不思議)
5最後に音声を聞こえた通りにまねてリピート→同時に言えるように練習する。
6余裕があれば、日本語だけみて、英語が瞬時に出てくるまでリピートして暗記。暗記できた表現は今後、読解でもリスニングでもどこで出てきても瞬時に意味と結びつき、脳内処理できる速度がぐっと上がる。
Part2は一問が短いのでこの練習は短時間でもできる。2-3問なら15分くらいでも可能。是非お試しあれ。