通訳案内士二次試験対策について

去年の今頃、ちょうど二次試験対策をし始めた。個人的にやってよかったことを振り返ってみたいと思います。

<やってよかった勉強方法>

その①美術館、博物館巡り

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二次試験の内容は日本的な事柄について英語で説明する、というもの。私は対策としてIJCEEという学校の二次試験対策講座をとり、週末は通い講座を受け、家ではテキストの問題を見ては理解を深めようとしましたが。。。。。。。。。

 

どうしても情報が頭に入ってこない!!

 

そもそも、私は日本史も、日本庭園も茶道も禅もほーんと、知らなさすぎました。日本史はセンター受けるまで、小田、豊臣、徳川の時代的順番がわからなかったほど!(小学生以下。。)日本画も庭園もそんなに興味なかったし、日曜の時代劇も面白いと思ってみたことはなかったくらい。

 

試験対策のテキストに載っている、プレゼンの解答例はシンプルにとてもよくまとめられていましたが、そもそも背景知識のない自分がシンプルな文を読んだところで、何のイメージもわいてこない、という状況に気づきました。

 

このままじゃまずい!!かといって、「禅」についてだの「日本庭園」についてだの、本を何冊も読む時間もモチベーションもない。

 

ならば、都内の気になる博物館、展示会、美術館に行きまくって、実物を見に行ったらいいのでは!?

 

と、思い付き、10月からは毎週のように平日の夜、土日と空いている時間に美術館&博物館めぐりをしました。

サントリー美術館、上野の美術館、東京江戸たてもの園、江戸東京博物館、領国国技館、夜の六義園国立新美術館、歌舞伎一幕鑑賞、「禅」の展示、などなど。。。

 

中でも一番のヒットは新宿歌舞伎町にあるサムライミュージアムでした。

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(画像はイメージです。)

ここでは、鎌倉時代~江戸の終わりまでを英語でスタッフがガイドしてくれます。私はここの英語の説明をきいて、はじめて日本史がわかった、という気になりました。(やっと)

 

この博物館、美術館巡りは自分にとても合った方法で、行く手間はかかりましたが、結果的に私には一番よい方法となりました。数分のプレゼンでも「知らない」「興味ない」「イメージもわかない」ことについて語るのはたとえ2分でも苦痛なこと。知っていて、なおかつ関心があることなら同じ2分でも感情を交えて話せ、自然にスマイルも出てきます。相手に伝わるプレゼン、という点ではこの差は大きいと思いました。

 

今思えば、優雅な日常だったなぁ、、と振り返れば思います。

 

次回は英語について書いてみたいと思います。